2025年3月7日 / 最終更新日時 : 2025年3月20日 所員A 知財実務コラム 化学分野の特許出願のクレームの補正について(3)マーカッシュ形式等の択一形式のクレームについてする補正の場合 1. マーカッシュ形式のクレームとは マーカッシュ形式のクレームとは、複数の化学構造を包括的に記載し、択一的に保護範囲を主張するための請求項の記載形式です。例えば、以下のように一般式を用いて記載されることがあります。 例 […]
2025年3月5日 / 最終更新日時 : 2025年3月20日 所員A 知財実務コラム 化学分野の特許出願のクレームの補正について(2)除くクレームとする補正の場合 1. 除くクレームとは 「除くクレーム」とは、請求項に記載した事項の記載表現を残したまま、請求項に係る発明に包含される一部の事項のみを除外することを明示した請求項を指します。この補正は、除外後の請求項が新たな技術的事項を […]
2025年3月4日 / 最終更新日時 : 2025年3月20日 所員A 知財実務コラム 化学分野の特許出願のクレームの補正について(1)数値限定を追加又は変更する補正の場合 特許出願において、クレームの補正は慎重に行う必要があります。特に、数値限定を追加または変更する場合には、新たな技術的事項を導入しないよう注意しなければなりません。化学分野における数値限定の補正の可否について解説します。 […]
2025年2月28日 / 最終更新日時 : 2025年3月2日 弁理士 土屋 毅 知財実務コラム 特許明細書(クレームの記載)に求められることー一般論と、現実的な話 一般論としての特許明細書の重要性 特許は単なるアイデアの保護ではなく、技術的思想を明確に表現し、権利を適切に主張するための法的な文書です。特許明細書は、特許権の範囲を明確にし、発明の技術的特徴を詳細に記述することで、第三 […]
2025年2月11日 / 最終更新日時 : 2025年2月11日 弁理士 安藤 玲 知財実務コラム 職務発明とは 「職務発明」は、「企業においてなされた発明」という訳ではありません。 職務発明の定義は、特許法第35条第1項に規定されており、「使用者、法人、国又は地方公共団体(以下「使用者等」という。)は、従業者、法人の役員、国家公務 […]
2025年2月5日 / 最終更新日時 : 2025年2月9日 弁理士 土屋 毅 知財実務コラム 人工乳首事件:特許出願における国内優先権の落とし穴 1. はじめに 特許出願を行う際、国内優先権制度を活用することは珍しくありません。この制度は、先の出願(第一の出願)の内容を基に、一定期間内に後の出願(第二の出願)を行うことで、特許の取得をより有利に進めるための仕組みで […]
2025年2月5日 / 最終更新日時 : 2025年2月11日 弁理士 土屋 毅 知財実務コラム 国内優先権とは 国内優先権制度は、特許出願後の技術的改良や追加発明を適切に保護するために設けられた制度です。しかし、その利用には慎重な検討が必要です。 国内優先権とは 国内優先権とは、最初の特許出願(先の出願)から1年以内に、同一の出願 […]
2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月11日 弁理士 土屋 毅 知財実務コラム 知財トラブルを防ぐために。共同開発契約のポイント 企業が新しい技術や製品を開発する際、他社や大学、研究機関と共同で開発を進めるケースが増えています。しかし、共同開発には知財トラブルのリスクがつきものです。 例えば、共同開発した技術の権利帰属を明確にしておかないと、後にな […]